ネギ、アブラナ、ナス、トウモロコシ、枝豆、ソラマメなど、約1町歩の圃場で野菜を栽培している千葉県の農家さんに恵土を試して頂きました。
圃場は元々水田だったところを転作したため、粘土質土壌であり土づくりは今までも試行錯誤をしてきています。
今取り組んでいる土づくりは、収穫後にモミガラを混ぜ込んでいる方法。
堆肥を使うことも考えたが、地域に堆肥を製造している業者が無いため、使用を断念した。堆肥を混合した肥料を使っています。
恵土であれば、堆肥と同等以上の土づくり効果が得られるのではないかと考え今回試験しました。
ネギを収穫するまでは、対照区と差を感じていなかったが、収穫した際ネギの根張りが違うことに気づきました。
対照区ではネギが簡単に抜けるのに、恵土を使用した試験区では抜くのに一苦労したとのこと。
土自体の変化はまだ感じられないが、耕耘してモミガラを入れていけば、差が出てくるのではないかと感じたようです。
恵土の使用区画では根張りのおかげか、ネギの大きさにもいい影響が出たことが恵土を使ってすごく印象的。
コストもあるので一気に全ての圃場に使うことは難しいが、調子が悪い所を優先的に恵土の使用を検討していきたいとのことでした。
恵土施用日時:2024年4月15日、ネギ定植:4月18日、収穫日:10月23日
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