ぶどう農家さんの腐植酸利用事例

ぶどうの産地といえば山梨や長野が有名ですが、今回ご紹介する「しもむら農園」さんが圃場を構える愛知県も年間3,000t以上を生産し、日本の産地トップ10に入る有数の産地です。

名古屋の市街地から車で30分の大府市は自然が豊かでアクセスも良い為、東海エリア有数の葡萄の産地としても知られています。
しもむら農園さんはこの地に根付き50年、先代から受け継いだぶどう農園に日々改良を加え、大切に圃場を育ててきました。

農園の敷地面積は180aで巨峰、シャインマスカット、ピオーネ、デラウェアなど複数の品種をハウスと露地で栽培しています。
山梨や長野と比べると温暖な気候のため、酸が抜けて甘味が強くなる傾向があるとの事で、逆に色が綺麗に出にくいのが課題だそうです。

ライフイン(腐植酸)との出会いと利用製品

ライフインとの出会いは20年前。近所の農家さんがたまたまライフインの商品を使用していて、勧められたのがきっかけだとか。当時ライフイン名古屋営業所に駐在していた営業担当を最初に現在までお付き合いが続いています。

使用していただいている製品は腐植酸を果樹園向けにカスタマイズした「菊花の里」
同製品は粒状で撒きやすく、効果としては匂いが良くなる事や味が良くなる(甘くなる)との声を頂いています。粉やペレットと比べても管理もしやすいとのことで毎年使用して頂いております。
使用のタイミングは土作りの時期に一反あたり10袋程度散布して頂いているとの事でした。

生産でこだわっているポイント

その他、生産でこだわっているポイントは有機肥料を加える量だとか。
地域柄、手軽に入手できる牛糞堆肥をはじめ、骨粉や魚粉なども一反あたり200kg程度入れているとの事。

また露地栽培から始まり現在に至るまでに徐々にハウス栽培に切り替えたり、暗渠を複数埋設する事でより水捌けが良くぶどうが管理しやすい環境づくりに取り組んできたとのことでした。

さらに最近ではブドウを大型のポットで栽培する「根域制限栽培」にも取り組んでいます。
地植えでの栽培が不適な場所でも高品質なぶどうが安定生産できるのが大きなメリットで、場所を選ばす収穫が早められる事ができる栽培方法と言われています。

ライフインについて

最後にライフインのスタッフやサービス、今後期待する製品についてお伺いしました。
ライフインのスタッフに関しては、担当営業は今まで何人か変わってきたが、総じて話がしやすく親しみやすい人が多いと感想を頂きました。
また他社製品でも効果的なものは教えてくれるところが良かったと、笑顔の中にも真剣な眼差しでお話し頂きました。

今後ライフインに期待する商品は「菊花の里」の液状商品との事でした。根域制限栽培にも液体商品は散布しやすく利便性が良いため、早期開発のご要望を頂きました。
ご要望の実現に向け、より一層施策を重ねていく所存です。

CUSTOMER DATA

名称 しもむら農園
住所 〒474-0042 愛知県大府市高丘町3-12
電話 0562-46-8030
URL  https://shimomura-nouen.raku-uru.jp/
備考 毎年7月下旬より直売所オープン